南方熊楠顕彰館の月例展では、熊楠とゆかりのあった人物をシリーズで取り上げ、その人物の生涯や業績、熊楠との関係などについて展示しています。
第58回月例展でご紹介するのは、熊楠初の単行本『南方閑話』を企画編集した、本山 桂川(もとやま けいせん)です。
本山桂川は、長崎県出身の民俗学研究者、金石文研究家、与那国島に初めて渡航した民俗学者として知られています。しかし、長年来歴が不明の謎の人物とされていました。本展示では、桂川の人物像や熊楠との交流をご紹介するとともに、桂川からの書簡や、熊楠が所蔵していた桂川発行の雑誌など、関連資料を展示します。ぜひお越しください。
◆会期◆ 観覧無料
2021年2月6日(土)~3月7日(日)
10:00~17:00(最終入館は16:30)
◆展示担当◆
三村 宜敬(市立市川歴史博物館)
◆ギャラリートーク(展示担当者による説明会)
3月6日(土)14:00~ ※30分程度