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引作神社

 

 

●引作神社(ひきつくりじんじゃ)
三重県南牟婁郡御浜町にある引作神社にある大クスは、「阿田和の大楠」とも呼ばれ、神社合祀により伐採されるところでしたが、「大樟樹保護に尽くされよ」という牟婁新報の記事を読んだ熊楠が、当時、国の官僚であった柳田國男と東京朝日新聞の杉村広太郎(楚人冠)に保護を依頼した楠(樟)です。

「三重県阿田和の村社、引作神社に、周囲二丈の大杉、また全国一という目通り周囲四丈三尺すなわち直径一丈三尺余の大樟あり。」(南方熊楠「神社合祀に関する意見」より)