年末年始恒例の企画展「新春吉例「十二支考」輪読」、今回は、2022年の干支「寅」にちなみ、「寅年に考える南方熊楠研究の過去・現在・未来」を開催します。
「十二支考」とは、大正期に熊楠が博文館の総合雑誌『太陽』に掲載するために執筆した、十二支に関する論考群のことです。
南方熊楠の代表作とされる「十二支考」は、1914年の寅年から始まりました。
今回の展示では、「十二支考」を書き始めた理由や、100年以上経った熊楠の執筆資料を保存していくための方法などを、『太陽』や「腹稿」などの資料を通じてご紹介します。
ぜひお越しください。
◆会期
2021年12月4日(土)~ 2022年1月9日(日)
◆展示担当
金山正子(元興寺文化財研究所研究員)
武内善信(南方熊楠研究会会長)
松居竜五(龍谷大学教授)
◆協力
公益財団法人南方熊楠記念館
◆講演会
熊楠をもっと知ろう!シリーズ第53回
「寅年に考える南方熊楠研究の過去・現在・未来」
講師:金山正子、武内善信、松居竜五
日時:2022年1月9日(日)14時~
会場:南方熊楠顕彰館 学習室
定員:30名(申込不要)/聴講無料
※新型コロナウイルスの感染状況によっては、内容を変更することがございます。