第44回月例展 熊楠とゆかりの人びと 第27回 チャールズ・リード【終了】


    イベント詳細


    会 期:2016年6月4日(土)~7月3日(日) 

     南方熊楠とつながりがあった人物をとりあげ、その人物の生涯や業績、熊楠との関係などを紹介する展示を行います。
     今回は、熊楠がロンドン滞在中に通っていた大英博物館の職員であり、美術、人類学、民族誌の研究者として知られたチャールズ・リードを取り上げます。また、熊楠と同時期に大英博物館閲覧室を利用して研究をしていた人たちをご紹介します。

    ■人物紹介
     チャールズ・リード Sir Charles Hercules Read (1857-1929)
     古遺物・古美術研究家、古美術鑑定家。人類学者。英国古遺物協会会長。
     王立人類学会会長。バス勲章(K.C.B)受爵士。
     熊楠がロンドンに滞在していた頃は、大英博物館、英国・中世遺物及び民族誌学部の館員であった。熊楠は「先生」と
     呼んで師事し、学問上、特に人類学および民族・俗学の面で影響を受けた。熊楠の閲覧室利用に際しては推薦人兼身元
     保証人を引き受けるなど、私的な面でも親密な世話をした、ロンドン滞在中のもっとも長期にわたって緊密な交わりを
     持った人物だった。(参考:『南方熊楠大事典』2012年、勉誠出版)

    ■展示・掲載予定資料
     ◇ロンドン時代の南方熊楠日記
     ◇ロンドン抜書
     ◇リードからの書簡
     ◇リード肖像画写真
     ◇大英博物館から熊楠への感謝状
     ◇大英博物館入館許可書

    会 期 6月4日(土)~7月3日(日)
    時 間 10:00~16:30(最終入館)
    会 場 南方熊楠顕彰館
    入場料 無料

    ■説明会
     6月4日(土)14時~ 講師 志村真幸氏(京都外国語大学非常勤講師)
     6月25日(土)14時~ 講師 松居竜五氏(龍谷大学教授)

    ■休館日
     6月6日(月)、13日(月)、14日(火)、20日(月)、27日(月)、28日(火)