第24回 月例展開催 終了しました


    イベント詳細


    南方熊楠とゆかりの人びと 第7回 田上次郎吉・茂八

    昨年度に引き続き『熊楠とゆかりの人びと』と題して4回の月例展を開催しています。
    第24回月例展(本年度3回目)は『田上次郎吉・茂八』です。

    田上 次郎吉(たのうえ・じろうきち)
    明治7年(1874)牟婁郡新庄村(現田辺市)に生れる。村役場に入って、書記、収入役、助役を歴任の後、大正9年より昭和7年まで村長の職にあり、昭和4年天皇の神島臨幸の際は南方と共に奉迎して案内役を務める。神島の記念碑建立や保護の問題を通じても南方と交渉があり、南方の信任が篤かった。昭和23年74歳で死去。

    田上 茂八(たのうえ・もはち)
    明治36年(1903)西牟婁郡新庄村(現田辺市)に生まれる。旧姓畑中。田上次郎吉の聟養子となる。日高の県立農林学校卒業。大正11年教職につき田辺第一、下芳養、新庄の各小学校に勤め、玉伝小学校長を最後に昭和35年退職。晩年の南方の許へしきりに粘菌を採集して持参した四天王の一人。昭和43年65歳で死去。
    (紀南文化財研究会編『改訂南方熊楠書簡集』より)
    開催期間
    平成21年11月28日(土)~12月27日(日)
    場所
    南方熊楠顕彰館1F
    ■展示内容
    ・熊楠から茂八氏の妻弥恵さんに贈られたワンジュの数珠
    ・茂八氏の新聞スクラップブック
    ・ノート「天然記念物文献資料」
    ・田上茂八宛熊楠書簡
    ・熊楠宛田上次郎吉書簡
    ・その他
    説明会(無料、事前申込不要)
    顕彰館スタッフによる説明会を実施
    12月6日(日)、12月12日(土)、12月20日(日) PM2:00~
    休館日
    ホームページの休館日カレンダーをご参照下さい。
    ■担当
    浜岸宏一