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熊楠とつながりがある南方姓
和歌山市で「南方姓」の場合、「親戚かも?」と思われる方が多いようです。
しかし、高確率で関係ありません。
熊楠の父親は日高川町入野の出身で、向畑弥兵衛と言います。
その後、和歌山市に出て南方家に婿養子に入ります。
妻には前夫との間に娘がおり、弥兵衛との間にも2人の男児をもうけましたが、娘は家出、息子二人は早世しています。
妻没後、後妻に西村家からスミを迎えます。
その子供たちが熊楠の兄弟姉妹になります。
熊楠は向畑家と西村家の間の子どもになるんですね。
長男藤吉、次男熊楠、三男常楠、四男楠次郎。
姉妹は南方姓を継いでいませんし、楠次郎も西村家を継いでいます。
南方家を継いだ(株式会社世界一統)のは三男の常楠です。
つまり、熊楠と血縁関係のある南方姓は藤吉、常楠の子孫だけとなります。
先祖に家系図にある名前が見当たらない場合は、残念ながら熊楠と血縁関係がありません。
【くまちゃん】
顕微鏡の彼方に English、簡体字字幕、繁体字字幕公開しました!
2017年10月22日の南方熊楠翁生誕150周年記念式典・シンポジウムで流れた映像の英語版、簡体字・繁体字字幕(英語ナレーション)版をYoutubeにUPしました。
日本語『顕微鏡の彼方に “Tanabe, Kii, Japan”』
英語『Beyond the Microscope “Tanabe,Kii,Japan”』
簡体字字幕『显微镜的另一端 “田边,纪伊,日本”』
繁体字字幕『顯微鏡的另一端 “田邊,紀伊,日本”』
顕彰館のYoutubeはこちら
【終了しました】関連イベント ジャパニーズ・エコロジー 南方熊楠ゆかりの地を歩く
ジャパニーズ・エコロジー 南方熊楠ゆかりの地を歩く
日時:2018年6月14日(木曜日)午後7時~午後9時
会場:日比谷図書文化館 地下1階 日比谷コンベンションホール(大ホール)
主催:千代田区立日比谷図書文化館
企画協力:一般社団法人CEPAジャパン
特別協力:南方熊楠顕彰館
お問い合わせ:日比谷図書文化館 03-3502-3340(代表)
150年前に生まれた南方熊楠(みなかたくまぐす・1867-1941)は、明治の時代に海外遊学し、博物学、生物学、民俗学の智の巨人となりました。熊楠はどんなメッセージを私たちに残してくれたのでしょう。
第一部では、柳田國男によって編まれた『南方二書』を紐解いて、熊楠の思考と宇宙観、そして自然との共生や文化の多様性を目指した現代に通じるジャパニーズ・エコロジーを学びます。さらに第二部では、世界遺産や国の名勝「南方曼陀羅の風景地」となった熊楠ゆかりの地の歩き方を写真とともに語ります。
第一部:講演「新しい南方熊楠の姿『南方二書』を改めて読む」
講師:田村義也(南方熊楠顕彰会学術部長)
第二部:トーク「ジャパニーズ・エコロジー 南方熊楠ゆかりの地を歩く」
講師:田村義也(南方熊楠顕彰会学術部長)
大竹哲夫(南方熊楠顕彰会事業部委員・み熊野ねっと)
水野雅弘(株式会社TREE代表取締役・一般社団法人CEPAジャパン)
川廷昌弘(公益社団法人日本写真家協会・一般社団法人CEPAジャパン)
関連展示
期間:2018年5月22日(火)~6月17日(日)
会場:図書フロア3階
■『南方二書』関連資料(南方熊楠顕彰館所蔵)
■ 写真展「南方熊楠を歩く」・ポスター展「南方熊楠からのメッセージ」(撮影:川廷昌弘)
詳細はこちらをご覧ください。