2019年6月1日(土)から7月7日(日)までの期間、第53回月例展「スウィングル」を開催中です。
今回の月例展では、アメリカ農務省の農学者で、柑橘属の分類研究の世界的権威として知られているウォルター・
T・ スィングルを取り上げ、熊楠との出会いからその後の交友についての展示をしています。
また、熊楠翁ご進講90周年を記念して、ご進講にまつわる展示もあわせて行っております。
2019年6月22日(土)には、今回の展示担当者によるシンポジウムを行います。
熊楠の人生の一場面に触れてみませんか?
皆さまのご来館をお待ちしております。
熊楠をもっと知ろう!シリーズ第44回
シンポジウム「南方熊楠とスウィングル、田中長三郎」
―南方熊楠顕彰館・龍谷大学国際社会文化研究所共催―
日時:2019年6月22日(土) 14:00~16:00(予定)
会場:南方熊楠顕彰館 1階 学習室
聴講無料/申込不要
内容(各項目20分ずつを予定)
■スウィングル・田中長三郎に関する調査の概要
松居 竜五 氏(龍谷大学教授)
■蜜柑の国の田中長三郎
川島 昭夫 氏(京都大学名誉教授)
■熊楠が「オコゼ」について考えたこと
大和 茂之 氏(京都大学瀬戸臨海実験所助教)
■スウィングルの賞(め)でた島・神島への昭和天皇臨幸
岸本 昌也 氏(武蔵大学非常勤講師)
■全体討論
司会・進行:志村 真幸 氏(慶応義塾大学非常勤講師)