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第46回 南方を訪ねてin小石川植物園 参加者募集について

南方熊楠顕彰会では、熊楠ゆかりの地やモノを訪ね、その業績や人物像に触れることを目的とするイベント「南方を訪ねて」を開催しています。
今回の「南方を訪ねて」は、東京都の小石川植物園を訪問します。
小石川植物園で活躍し、南方熊楠とも関わりのあった牧野富太郎や松村任三などの研究者について、南方熊楠顕彰館所蔵資料とともに紹介するほか、講師の案内のもと、本館標本室や園長室、柴田記念館などを見学します。
また、東京大学所蔵並びに南方熊楠顕彰館所蔵の熊楠採集植物標本を特別に展示します。
熊楠が収集・研究した植物標本群を見学できる貴重な機会ですので、皆さまぜひご参加ください!


第46回南方を訪ねてin小石川植物園

【主催】南方熊楠顕彰会
【共催】東京大学大学院理学系研究科附属植物園(小石川植物園)

■会場
小石川植物園

■日時
2023年10月29日(日)10:00~11:30(受付開始9:30)
※荒天中止

■集合場所
小石川植物園本館前
※小石川植物園入場券を購入後、本館前に集合してください。

■参加費
500円(イベント保険料、資料作成代に充当)
※小石川植物園入園料が別途必要となります。

■定員
30名(要申込)
※参加申込が定員を超過した場合は、抽選を行います。
【抽選結果通知】申込受付期間終了後、ハガキにて通知します。

■タイムスケジュール
9:30 受付開始
10:00 見学(植物園本館)
10:45 移動
10:50 見学(柴田記念館・シダ園)
11:15 移動
11:20 見学(精子発見のイチョウ)
11:30 終了・解散(終了後、希望者は園内自由見学)

■申込方法
1.電話によるお申込み
下記お問合せ先(南方熊楠顕彰会事務局)までご連絡ください。

2.Googleフォームによるお申込み
下記のURL・QRコードより申込フォームへお進みください。
※南方熊楠フォーラムin本郷「南方熊楠の植物学を語る」のお申込みは、別フォームとなりますのでご注意ください。
URL https://forms.gle/538kBpmw75UQuABg6

【申込受付期間】2023年9月15日(金)~10月5日(木)

■お問合せ
南方熊楠顕彰館
TEL 0739-26-9909
E-mail minakata@mb.aikis.or.jp


■講師

川北 篤(東京大学大学院理学系研究科附属植物園園長)
東京大学大学院理学系研究科附属植物園教授・園長。専門は植物生態学。植物の形や色、匂いなどのさまざまな形質が、どのような進化的背景のもとに形作られてきたのかを、花粉を運ぶ動物や葉を食べる昆虫などとの関係に着目して研究している。主な著書に「花と動物の共進化をさぐる」(種生物学会編・責任編集)、「Obligate Pollination Mutualism」(共著)がある。
ジエーゴ タヴァレス ヴァスケス(東京大学大学院理学系研究科附属植物園特任助教)
東京大学大学院理学系研究科附属植物園特任助教。専門はシダ植物の系統分類。遺伝子、分布、または形態の情報を使って、シダ植物における「隠蔽種」の分類を解明する研究を行なっている。学術論文の他に、教育学の著書に「東京大学のアクティブラーニングー教室・オンラインでの授業実施と支援」(共著)がある。
土永 知子(南方熊楠顕彰館学術研究員)
奈良女子大学大学院理学研究科博士課程中退。高校生物教師を退職後、南方熊楠記念館学術スタッフを経て、2021年より南方熊楠顕彰館学術研究員。1987年より南方熊楠旧邸で維管束植物標本の調査に従事。主な著書に、『別冊太陽 南方熊楠』(共著)など。その他、熊楠ワークス「生物覚え書」、紀伊民報「植物ツーショット」を連載中。

■見学場所

植物園本館
本館には、東京大学大学院理学系研究科に属する研究室があり、植物分類学・系統学などの植物の進化多様性の研究の他、植物生理学の研究が行われています。また、東京大学植物標本庫、図書室があり、所蔵している約70万点の植物標本、図書は内外の多くの研究者によって利用されています。(小石川植物園HPより)
柴田記念館
大正7年に、当時植物園内にあった東京大学植物学教室の柴田桂太教授が、植物生理化学の研究業績に対して授与された学士院恩賜賞の賞金を寄付し、それをもとに翌大正8年に建設された、植物園に残っているもっとも古い建物です。もともと生理化学の研究室として使われていましたが、2005年春に外装を改修し、内部も展示・講演を目的とした部屋に改装しました。(小石川植物園HPより)
シダ園
シダ園には、様々な科の代表種が50種、オシダ属やヤブソテツ属など日本の代表的な種が約80種、ミズニラなどの水生シダ3種、合計約130種が集められています。(小石川植物園HPより)
精子発見のイチョウ
職員であった平瀬作五郎によって精子が発見されたことで特に有名です。イチョウには雄株・雌株があり、精子が発見された株は、なんと雌株なのです。秋にはギンナンがたくさん実ります。(小石川植物園HPより)