江原 絢子(えはら あやこ)氏
略歴
【学 歴】
1966年3月:お茶の水女子大学家政学部食物学科卒
【職 歴】
1966年4月:静岡英和女学院高等学校教諭
1979年4月:淑徳短期大学非常勤講師
1982年4月:東京家政学院大学家政学部専任講師
1989年10月:同大学助教授
1995年4月:同大学大学院人間生活学研究科併任
1997年4月:同大学家政学部教授
1997年4月:お茶の水女子大学非常勤講師
2000年4月:学習院女子大学非常勤講師
2004年4月:東京家政学院大学家政学部長併任
2009年3月:同大学退職
2009年4月:同大学非常勤講師
2015年4月:同大学大学院非常勤講師
現在:東京家政学院大学名誉教授、客員教授
受賞歴
日本風俗史学会 江馬賞(1998年)
日本調理科学会 功労賞(2014年)
研究活動
【学会活動】
・日本家政学会:編集委員 (1996~1998)、代議員(1999~2007)
・日本家政学会食文化研究部会:常任委員(2004~2020)、副部会長(2004~2007、2013~2020)、部会長(2007~2013)、監事(2020~2022)
・日本調理科学会:常任理事(1998~2002)、評議員(2002~2010)、副会長(2004~2008)、学会誌編集長・学会賞選考委員長(2006~2008)、功労賞(2014)、現在名誉会員
・日本風俗史学会:常任理事(1995~1998)
・日本生活学会:理事(2001~2005)「論叢」編集長(2003~2005)
・その他の所属学会:中等教育史研究会、全国地方教育史学会(~2009)、国際家政学会(~2020)、日本生活文化史学会、伝統食品の研究、教育史学会、日本教育学会(~2012)、日本教育史学会(至現在)
【主な各種委員】
・味の素食の文化センター食の文化フォーラム企画委員(1998~2010)
・農林水産技術会議委員(2006~2010)
・科学研究費委員会専門委員(2000~2001、2004~2005)
・JSTイノベーションサテライト高知アドバイザー(2009~2011)
・農林水産省 和食継承推進協議会委員(2014~2018)
・農林水産省「地域の伝統的な食文化の保護・継承」の検討委員(2014~2015)
・和食文化国民会議:理事・副会長(2015~2017)、代表理事・会長代行(2017~2018)、調査研部会長(2015~2018)、現在顧問
・日本食生活文化財団 調査研究事業選考委員(2009~2015)現在顕彰委員
【主な研究・調査】
・飛騨山脈による日本東西社会の文化に及ぼした影響の歴史的研究(斐太後風土記、中呂村家文書の婚礼記録調査)(1988~1990)
・高等女学校における食物教育の実態と資料調査(1989~1997)
・近世農書の特質に関する調査・研究(1994~2001)
・近世・近代の饗応食及び日常食の構造と特質に関する研究(2001~2007)
・調理文化の地域性と調理科学-豆・いもの郷土食調査(2001~2003)
・和食文化の保護・継承に関する調査・研究(郷土食、学校給食)(2014~2016)
・古橋家文書研究(三河国稲橋村)(1990~2010)
・江戸時代本草書・料理書および近代料理書の研究(1975~至現在)
主要著書
『食生活と文化-食のあゆみ-』(共著)弘学出版 1988
『山の民の民俗と文化-飛騨を中心にみた山国の変貌-』(共著)1991
『全集 日本の食文化』全12巻(共編)雄山閣出版 1996~1999
『高等女学校における食物教育の形成と展開』(単著)雄山閣出版 1998
『食と教育』(編著)ドメス出版 2001
『近現代の食文化』(共著)弘学出版 2002
『近代料理書の世界』(共著)ドメス出版 2008
『日本食物史』(共著)吉川弘文館 2009
『日本の食文化』(編著)アイ・ケイコーポレーション 2009
『日本の食文化史年表』(共編)吉川弘文館 2011
『おいしい江戸ごはん』(共著)コモンズ 2011
『家庭料理の近代』(単著)吉川弘文館 2012
『近代料理書集成』全13巻(編・解説)クレス出版 2012~2013
『和食と食育』(編著)アイ・ケイコーポレーション 2014
『庖丁鹽梅』全4巻(編・解説)クレス出版 2014
『近代割烹教本集成』全6巻(編・解説)クレス出版 2015
『和食とは何か』(共著)思文閣出版 2015
『食材別 料理書集成』全5巻(編・解説)クレス出版 2017
『近代日本の乳食文化 その経緯と定着』(共編著)中央法規 2019
『食の文明論 ホモ・サピエンス史から探る』(共著)2021
『日本食の文化-原始から現代に至る食のあゆみ』(編著)2021