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きのくに文化月間連携事業 2025年企画展Ⅱ「日本民俗学の黎明:ラフカディオ・ハーン、柳田国男、南方熊楠ー柳田国男生誕150年ー」


きのくに文化月間連携事業
2025年企画展Ⅱ「日本民俗学の黎明:ラフカディオ・ハーン、柳田国男、南方熊楠ー柳田国男生誕150年ー」

■会期
令和7年10月4 日(土)~11月23日(日)

■時間
10:00~17:00(最終入館16:30)

■内容
2025年は、柳田国男の生誕150年、日本民俗学会の前身「民間伝承の会」発足から90年の節目にあたります。柳田と南方熊楠は1911年より書簡で交流を始め、日本の民俗をめぐって密度の高い議論を交わしました。その交流は、『郷土研究』の創刊や『山島民譚集』の刊行といった柳田の本格的な民俗学研究へとつながっていきます。
また、ラフカディオ・ハーンは柳田に先立ち、日本人の死生観や生活習俗に深い関心を寄せ、多くの著作を残しました。ハーンのまなざしは、のちの民俗学に通じるものがあり、彼を先駆者と見ることもできます。
本展では、この三者の視点と交流を手がかりに、日本民俗学の原点とその形成過程に迫ります。

■展示構成
*南方と柳田:日本民俗学の黎明  『石神問答』『遠野物語』など
*柳田とハーン:最後のお雇い外国人と東大生たち
*南方とハーン:外から日本を見つめるまなざし  ハーン著作Japanなど

■展示担当
・パトリック・シュウェマー(武蔵大学准教授)
・志村 真幸(慶應義塾大学准教授)
・杉山 和也(順天堂大学准教授)
・松居 竜五(南方熊楠顕彰館館長/龍谷大学教授)
・田村 義也(南方熊楠研究会会長/成城大学非常勤講師)

■会場
南方熊楠顕彰館

■観覧料
無料

■関連イベント
ギャラリートーク
日時:令和7年11月2日(日)14:00~16:00
会場:南方熊楠顕彰館 
内容:展示担当者による展示解説
その他:聴講無料、申込不要