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    【終了しました】2024年度南方熊楠研究会夏期例会公開シンポジウムのお知らせ


    ◇2024年度南方熊楠研究会夏期例会 公開シンポジウム

    〇日時
    2024年8月3日(土)13:30~17:15

    〇内容
    シンポジウムⅠ「紀伊教育会夏期講習と熊楠の拘置」(13:30~15:30)
    明治43(1910)年に南方熊楠は紀伊教育会の夏期講習会に乱入し、18日間の入監を強いられる。後年、熊楠は自身の入監に関して大言壮語しているが、実際にはどうだったのか。本シンポジウムでは、当時の社会背景や法的制度等からこの事件について取り上げる。

    ・南方熊楠入監考―1910年、田辺―/武内善信(南方熊楠研究会会長)
    ・紀伊教育会とその第二回夏季講習会/千本英史(奈良女子大学名誉教授)
    ・田辺監獄の歴史と熊楠/辻晶子(大阪経済大学専任講師)
    ・明治四十三年南方熊楠被告事件の法的枠組み/岸本昌也(武蔵大学非常勤講師)

    シンポジウムⅡ「蟻のマンダラ」(15:45~17:15)
    南方熊楠がロンドンから帰国後に土宜法龍に送った書簡は、これまで1902年3月の生死と霊魂に関する議論と、1903年7~8月のいわゆる「南方マンダラ」に関する議論が大きな山として知られてきた。京都の高山寺から新たに発見された「蟻のマンダラ」と呼ばれる書簡は、この二つの山をつなぐミッシング・リンクとして注目されるものである。この新資料に関しての検討をおこないたい。

    ・末木文美士(東京大学・国際日本文化研究センター名誉教授)
    ・奥山直司(高野山大学名誉教授)
    ・小田龍哉(同志社大学非常勤講師)

    〇会場
    田辺市文化交流センターたなべる2階大会議室(定員60名)

    〇聴講料
    無料

    〇申込み
    下記お問合せ先までお申し込みください。


    【お問合せ】
    南方熊楠顕彰館
    TEL 0739-26-9909
    E-mail minakata@mb.aikis.or.jp