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南方熊楠顕彰館常設展展示替えについて

南方熊楠顕彰館では2018年度に常設展の展示替えをおこなっています。

顕彰館は、南方熊楠邸に遺された蔵書・資料を恒久的に保存し、熊楠に関する研究を推進し、その成果の活用を図り、熊楠について顕彰するための施設として、南方熊楠顕彰館が2006年5月14日にオープンしました。「研究の推進」「成果の活用」とあるように研究色の強い施設で、常設展の展示内容は簡素で、田辺と熊楠翁を簡単に説明しただけのものとなっており、リピーターの確保が困難な内容となっています。

2017年に熊楠翁生誕150周年を迎え、今後の南方熊楠翁顕彰事業を考えた際、持続ある顕彰事業を行うためには、幅広い世代、特に若年層に親しんでもらえるような展示が必要であるとの結論に至りました。また、国際化に対応するため、英語、中国語(繁体字・簡体字)も併記します。1年を通して作業してきましたが、いよいよ工事に入ります。

工事中も開館していますが、顕彰館1階の常設展は見学できませんので、ご理解くださいますようお願いいたします。

南方邸は通常通り観覧できます。顕彰館2階の交流・閲覧室も入室可能で、そこから工事風景をご覧いただくことも可能です。

常設展の再オープンは3月23日(土)となります。

常設展観覧中止期間:3月4日㊊~3月22日㊎(※期間中の休館日:3月4日、11日、18日、22日)

※当初の完成予想図で、最終的には若干異なったものとなります。